今ならできる! 手間ヒマかかって面倒な料理特集
自宅待機生活も3週目に突入し、この状態が日常となりつつある今日この頃。皆さまいかがお過ごしでしょうか? 私はこの機会を利用して、普段は面倒くさいのであまり作らないような料理をいろいろ作っております。今回は、私のおススメ「面倒くさ料理」を紹介します!
【面倒くさ度1位:ラザニア】
これはダントツのナンバーワンです。何しろミートソースとベシャメルソースを作らなくてはならないし、パスタも茹でなくちゃだし、更にオーブンで焼かなければならない。「いったい何工程あるねん! 」と突っ込みたくなります。ミートソースだけで3時間はかかりました。パスタも手打ちにしたら、更に時間がかかります。だがしかし、いつか作ってみたい料理ナンバーワンだったので、ようやく念願がかなって感無量。しかも、とっても美味でした。時間がある今だからこそ、イチオシの一品です。
【面倒くさ度2位:おでん】
これも面倒ですよね。何が面倒って、すべての具を下準備しなければならないこと。野菜やコンニャクは下茹でしなくちゃだし、揚げ物は油抜きをしなくちゃだし、ゆで卵を作ったり、昆布を結んだりと、とにかく手間がかかる。だからこそ、時間がある今がチャンス。せっかくですから、「おでんの素」ではなくダシをひくべし。おでんのダシは濃いめがおいしいので、昆布とカツオ節を多めにしましょう。出し殻の昆布は、私は結んで具にしてます。料理人の夫によると、おでんは前日に仕込んでおいた方が味がしみ込んでよいとのこと。残った汁は、うどんで〆ましょう。作る気満々だったのですが、気がついたら夫がすべて仕込んでおりました。ありがとうお父ちゃん、おでん大好き!
【面倒くさ度3位:焼き鳥】
鶏肉を切って串に刺すというのが、面倒くさいですよね。でも串にささないと、単なる「鶏の照り焼き」になってしまします。フライパンで焼いても「照り焼き」です。焼き鳥はやはり炭火で焼かねばなりません。夫によると、串うちのポイントは、肉を小さめに切ること。「自宅焼き鳥」が生焼けになりやすいのは、肉が大きすぎるのだそうな。「食べるときの一口をイメージして大きさを決めるとええ」とのことですが、あたしらシロウトはその「イメージ」が難しいんだよー。しかし、こちらも気がついたらすでに仕込み終わってました。スマン。私は七輪担当。七輪の場合、火が落ち着くまで30分はかかりまので、早めに準備するべし。
今回は夫がタレも作ってくれました。タレも自家製の方が断然おいしい! タレは焼く前につけないで、少し焼けてからつけるのがポイントだそうです。
No.193
相原光(アイハラヒカル)
フリーランスライター&翻訳
群馬県出身、早稲田大学卒業。2008年結婚してハワイに移住。夫は寿司シェフ。2012年4月双子猫パンとマーチを連れてハワイ島に引越。8月に玄米寿司とムスビの持ち帰り店「DRAGON KITCHEN」を夫婦でヒロにオープン。現在ライター兼寿司屋のお手伝いとして活動中。姉は漫画家の花福こざる。
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