2023年最大のマイブームといえば、テニス。もともと好きだったのだけど、なんと勢い余ってテニスを始めてしまいました。
ことの発端は、5月の帰国中に観たフレンチオープン。久しぶりにテニスの試合を観て、すっかりハマってしまったのだった。しかも今年は、私の大好きなジョコビッチが勝ちまくりの記録塗り替えまくり(グランドスラム3勝/ マスターズ2勝/ ATPファイナル優勝/ ナンバーワン記録更新中)。テニス史上最高のシーズンといわれるくらいの活躍でありました。
ジョコビッチの試合を毎日のように観ていたら、自分でもやりたくなってしまった。だがしかし、テニスって一人じゃできないんだよね。
と思っていたら、日本の友人がコロナをきっかけにテニスを始めたとのこと。未経験だったけれど、週に2回のレッスンですぐにある程度できるようになったそうな。そうか、教わるという手があったのか。
実は私は中学時代テニス部だったのですが、軟式のフォームで硬式をやると、全部ホームランになっちゃうんだよね。ハワイでも何度か試してみたけど、ぜんぜんダメだった。でも、ちゃんと教わればなんとかなるかも?
というわけで、友達にラケットを借りて、思い切ってレッスンに行ってみました。先生によると、私はコンタクトポイント(打点)が後ろ過ぎるのだそうな。そして打つ時にしっかりラケットをホールドせよとのこと。それから、もっと軽いラケットを使うべし。なるほど。
とはいえ、頭でわかっていても、なかなか上手くいかないよね。ぜんぜん上手く打てない。
ところが、バックハンドはちゃんと打てるということが判明。何回繰り返しても安定していて、同じところにボールが飛んでいく(私は右利きです)。
それならば、バックハンドのメカニズムをフォアハンドにも応用すればいいのかも?で、試しにフォアハンドも両手で打ってみたところ、あら不思議。ちゃんと打てる!いやあびっくりしました。ぜんぜんできなかったのに、両手打ちに変えた途端にちゃんと打てるようになっちゃったんです。楽しい。こうなったら一人でも練習したい。
練習場所を探していたら、ハワイはテニスの環境がかなり整っていることが判明。公園には最低2面はテニスコートがあって、壁打ち用の壁もある。そしてほとんどのテニスコートがすいている。しかも無料!
さっそく休みの日に壁打ちに行ってみました。そしてボールを2個なくしました。でもテニスブームはまだしばらく続きそうです。
No.280
相原光(アイハラヒカル)
フリーランスライター&翻訳
群馬県出身、早稲田大学卒業。2008年結婚してハワイに移住。夫は寿司シェフ。2012年4月双子猫パンとマーチを連れてハワイ島に引越。8月に玄米寿司とムスビの持ち帰り店「DRAGON KITCHEN」を夫婦でヒロにオープン。現在ライター兼寿司屋のお手伝いとして活動中。姉は漫画家の花福こざる。
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