さて、ロストバゲージ以外の日本滞在はどうだったかというと、めっちゃ楽しかったです!
今回は5月20日から6月2日までの12泊という日程。大阪2泊・岐阜1泊・群馬5泊・東京4泊でした。夫のファミリーは大阪在住なのですが、私が大阪に行くのはものすごく久しぶり。みんな元気でよかったよかった。ついでに大阪の友人にも会えたし、大阪観光もちょっとだけできました。日本で一番長い商店街に行ったよ。
岐阜ではなんと「鵜飼」に連れて行ってもらいました。日暮れ前に屋形船に乗り込んで、日が暮れたら鵜飼スタート。かがり火の中で鵜匠さんの技を鑑賞。なんと優雅なことよ。異国情緒満点なせいか、外国人観光客がたくさんいました。長良川の鵜飼は1300年の歴史があるそうな。この日は社会科見学の小学生もいっぱいいました。
鵜飼の前にはロープウェイで金華山に登って、岐阜城にも行って来ました。濃尾平野が一望できるうえに、背後には日本アルプスが見える。いい場所にお城を作ったんだなあ。濃尾平野、広い!(ミュージアムにはモッくん蝋人形もあるよ)
さて今回最大のイベントといえば、友人2名と約30年ぶりに会ったこと(別件)。1人は大学時代の友人で、もうひとりはなんと浪人時代の友人。こんな形で再会できるとは思っていなかったので、本当に感激でした。たまたまチケットが手に入ったので、大学時代の友人A君とは早慶戦(野球)に行くことに。人生初の早慶戦でした。A君は超絶野球オタクなため、選手の出身校まですべて把握しており、詳しく解説してくれてすごくおもしろかったです。しかも母校は代打逆転3ランで勝利!
後日、A君は大学再訪にもつきあってくれました。文学部キャンパスはすっかり近代化していてびっくり仰天。タイムスリップというより異世界トリップだよ! 本部キャンパスも一通り探検し、村上春樹ミュージアムにも行ってみました。
A君はフリーランスの映像作家で、海外でも賞をとったりしてかなり活躍している人物。久しぶりにアート系の話が遠慮なくできてすごく楽しかったです。
浪人時代の友人D君とは新宿で再会。私にとってD君は恩人中の恩人。浪人中にD君が勉強を教えてくれなかったら、私は大学に受かっていなかっただろうな。特に英語は何もかもD君から教えてもらったもんね。あの時D君に出会っていなかったら、英文専攻には進まなかったかもしれないし、こうして英語圏に住むこともなかったかもしれない。人生って不思議なものですね。
D君とも後日もう一度会ってお昼ご飯を食べました。D君はおとなしくて超マジメだけど、リーダーシップがとれるタイプで、いまは某企業で役職に就いているという、立派な大人になってました。とにかくゆっくり話せて楽しかったです。ぜんぜん緊張しなかったなー。
というわけで、素晴しき日本旅行2023でした。
No.269
相原光(アイハラヒカル)
フリーランスライター&翻訳
群馬県出身、早稲田大学卒業。2008年結婚してハワイに移住。夫は寿司シェフ。2012年4月双子猫パンとマーチを連れてハワイ島に引越。8月に玄米寿司とムスビの持ち帰り店「DRAGON KITCHEN」を夫婦でヒロにオープン。現在ライター兼寿司屋のお手伝いとして活動中。姉は漫画家の花福こざる。
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