明けましておめでとうございます
今年もよろしゅうお願いします
2023年第一弾コラムは、ハワイ島でのパスポートの更新について。海外に住んでいる場合、日本のパスポートの更新は最寄りの在外公館で申請できます。日本にわざわざ帰る必要はありませぬ。パスポートの有効期限が1年未満になったら申請可能です。
私のパスポートは2023年8月に期限切れのため、そろそろ切り替えのとき。これがちょっと面倒なんですよ。申請は郵送でできるんだけど、受け取るときはホノルルまで本人が行かなければならないのだ。これって面倒だよね。しかも飛行機代もかかるし。領事館の方でもそこらへんを考慮して、「領事出張サービス」なるものを定期的に実施してくれております。ハワイ島の場合、コナとヒロに別々に来てくれるので、大変ありがたい。
10年前の更新のときは、この出張サービスで無事手続きできました。だがしかし、今回は大きな問題があった。コロナ騒ぎによって、出張サービスが一時的に停止していたのである! 再開の予定は未定。どうしようもないので、こうなるとオアフ島に行くしかない。
とあきらめていた私の元に、年末、幸福の手紙が届いた。なんと出張サービス再開の詔(みことのり)であった。やった!
さっそく指示に従って申請手続きを始めたわけですが、私はいきなり混乱した。パスポートの更新には、以下3ステップが必要となる。
- 領事館のホームページから「一般旅券申請書請求シート」をダウンロードし、必要事項を記入して領事館に郵送。返信用切手を同封すること。
- 領事館から「旅券発給申請書」などが送付されてくる。必要事項と必要な書類を添付して返信。
- 領事出張サービス日に、新しいパスポートをピックアップ。
イマドキ郵送で「申請書を申請」。これってわざわざ手書きで郵送する必要があるのだろうか? さらに切手も同封。私も面倒だが、領事館の人はもっと面倒だと思う。
てなことを夫に訴えたら、「領事館に直接言ったら?」とのこと。利用者の声はシステムの改善につながるので、そういうことはきちんと伝えた方がいいそうな。なるほど。しかしどこに伝えればよいのか分からなかったので、とりあえずここに書いてみました。
ちなみに領事館の方々は、いつでも誠に親切かつ丁寧です。いつもありがとうございます。これは領事館へのクレームではなく、領事館のシステムへの提案ですのでご了承ください。
アメリカのパスポートはオンラインですべて手続き可能。パスポート自体も郵送してくれるとのことです。
No.258
相原光(アイハラヒカル)
フリーランスライター&翻訳
群馬県出身、早稲田大学卒業。2008年結婚してハワイに移住。夫は寿司シェフ。2012年4月双子猫パンとマーチを連れてハワイ島に引越。8月に玄米寿司とムスビの持ち帰り店「DRAGON KITCHEN」を夫婦でヒロにオープン。現在ライター兼寿司屋のお手伝いとして活動中。姉は漫画家の花福こざる。
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