大阪へ出張授業
こんにちは、メアリーです。
来月、私は大阪の小学校で面白い授業に参加します。テーマは「プロフェッショナルたち」。将来の夢や生き方について子ども達とディスカッションをしながら、目標を見つけるガイダンスを行うのですが、まだ世の中のことをほとんどわかっていない彼らの好奇心をどれだけ刺激できるかがポイントとなりそうです。
対象となるのは6年生の生徒達。「将来なりたいものは何?」という質問の答え1位が“ユーチューバー”という今、どのような展開になるかとても楽しみです。
こちらのワークショップ主催者からの事前アンケートに回答しましたが、改めて自分を見直すチャンスとなりました。今日はその内容を幾つかご紹介したいと思います。
Q. 『働く』ことはどういうことだと思いますか?
A. 漢字のごとく「人」が「動く」ことだと思います。行動を起こすことにより変化が起き、命があることを実感する。自分の行動により愛する家族や大切な人達の生活が良くなる。これが働くことだと思います。
Q. 夢や目標をどうやって見つけましたか?
A. 昔から人間観察が好きだった私は、周りにいた楽しそうな人や輝いている人の生き方に憧れていました。その人達の共通点はみな利他主義だったこと。自ら考え行動したことで他人が幸せになり、社会が豊かになる。そういった喜びを知った人は達成感や満足感を次への原動力とし、新たな目標へと自分を繋げていきます。そのような姿にとても惹かれ、私も同じように生きたいと思い始めました。家族や友人がより幸せになり、社会が更に良い場所になるように、ということをベースに考えると自然に目標が見つかるようになりました。
Q. 今やっているお仕事や活動は、なぜ始めようと思われましたか?
A. 自分の得意分野と生き甲斐を感じる場所にいたかったので。
Q. 何のために働いたり、活動を続けたりしているのですか?
A. 私はシングルマザーなので、子ども達を養い教育を与えるという責任が第一にあります。その役割を果たしながら社会に貢献できるように努め、自分の経験値、知識、思い出、自信など全てを、より豊かにできるように働き続けたいと思っています。
たった一日のワークショップですが、子ども達が社会に出ることについてどのように感じているのかを知るとてもいいチャンスです。インスピレーションとなるよう沢山のことを伝え、いずれ社会に出ることを楽しみにしてもらいたいです。戻りましたらまたご報告させてくださいね。
教育スペシャリスト メアリー先生 vol. 12
(日刊サン 2020.1.24)
メアリー
教育現場に24年携わるハワイ在住の教育スペシャリスト。カカアコにて英才キッズアカデミーを運営。人間能力開発研究所の創立者であるドーマン博士に直々教わったテクニックと独自の研究を合わせ、「IQ(頭脳)とEQ(人間性)をバランスよく育てる教育法」を開発。こどもLLCなど、子どもが社会に出るのを楽しみにするようなレッスンが人気。また、ストレスのない受験対策や子育ての細かい指導法は信頼が厚い。
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