アスリートとアロマセラピー
みなさんこんにちは。オリンピック開催中ですが、そんな時に我が家ではテレビが壊れてほとんど観ていません。インターネットで結果を知り、興味がある動画を探して観ることもありますが、やっぱりオリンピックはライブが一番かなと思います。選手のみなさん、頑張ってください!
さて、オリンピック選手はもちろん、アスリートのみなさんは身体のメインテナンスはもちろんのこと、メンタル的なメインテナンスもかなり重要とされています。私も体育会系なので、何かしらスポーツはずっとやっていますが、どうもコンテストや試合は苦手です。本番に弱いタイプだと自分で思っています。
アスリートは、このメンタル面で強いか弱いか、自分でどこまでコントロールできるかが、勝敗の大きな鍵になるのではないかと思います。テニスの大坂選手や、アメリカ体操代表のバイルズ選手も、メンタル的に心配される報道がされていますね。特にアスリートの世界は若いうちにトップに立つことがほとんどですので、きっと現実に自分のメンタル面が追いつかないのではないかなと思います。
アスリートの身体のケアには、スポーツアロマセラピーと言って、運動をする身体をケアする精油の使い方がされています。主にスポーツマッサージに精油を使用します。スポーツマッサージにも、オイルを使用しないドライマッサージとオイルマッサージがありますが、精油を使用する場合は、もちろんオイルマッサージです。多くのアスリートは、精油を使用するしないに関わらず、専属のトレーナーやセラピストからオイルマッサージを受けています。
私も長年ホノルルマラソンの際には、ランナー向けに特別精油をブレンドして使用していました。怪我予防、疲労回復、筋肉痛防止などに役立ちます。使用する代表的な精油は、ローズマリー、ラベンダー、レモングラスなどですが、普段のアロマセラピーでは一般の方には使用をお勧めしていないウィンターグリーンや、あまり知られていないラベンダーの種類のスパイクラベンダーなども使っています。
そして、アロマセラピーのもう一つの効果として、芳香成分の活用があります。香りに含まれる成分によって、メンタル面を調整していきます。試合の緊張をほぐしてリラックスさせたり、やる気を起こさせたりします。
私がお勧めしたい方法は、香りと記憶を使った方法です。自分のコンディションが良い時の香りを脳に記憶します。そして、それを本番に使用するのです。脳は良い記憶を持っていますので、自然と身体が覚えています。アスリートに限らず、ここぞという時の香りを見つけておくと、その香りが、試験やプレゼンなど大切な時に、ミスなく成功につなげてくれる鍵になるかもしれません。
アロマのある生活 No.158
山中麻瑠 Maru Yamanaka
1999年に渡豪、IFA認定アロマセラピストとなる。オーストラリア某有名デイスパ、日本で医療現場、ホテルスパ、等で経験を積み、アロマセラピスト育成講師も務める。2005年ハワイに渡り、2008年より11年間アロマアットホームのオーナーを務める。現在、アロマセラピーを広める活動中。2014年からアロマセラピーワークショップ開催。
インスタグラム:@marukimoto_808aroma
FBページ:MY Essence Hawaii
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