口内トラブルに精油
みなさんこんにちは。長年セラピストとしてお客様のマッサージをさせていただき、最近、改めて思うことがあります。それは歯の噛み合わせ。身体の不調を引き起こす原因となるので、とても大切だなと思います。噛み合わせだけでなく、虫歯なども含めて歯の健康ですね。アメリカは、デンタル大国と言われるそうですが、子供の頃から歯並びを矯正することは当たり前とされています。それは見た目ももちろんのこと、噛み合わせを整えることは、身体の筋肉を整えることにつながると言っても良いと思います。最近では、日本でも若いうちに歯の矯正をする人も以前より増えているようです。
今回は、歯や口内のトラブルに役立つ精油をご紹介しようかと思います。やっぱりみなさんが一番気になるトラブルは虫歯ではないでしょうか。幸い私は、虫歯で歯が痛んだ経験は子供の頃にしかありませんが、歯痛で人は気を失うと言いますから、ひどい虫歯は相当痛いのだと思います。まあ、そこまで放っておくのがまず良くないという話ではありますが…。さて、歯痛で思い出しましたが、正露丸を噛むとか詰めると良いと聞いたことがあります。実は、精油でも歯痛を抑える効果があるものがあります。その代表的な精油はクローブです。綿棒やコットンに垂らして、患部に当たるように噛むと良いです。腫れた歯肉の痛みにも効果があるとされています。ただし、クローブの精油はとても刺激が強い精油なので、最初はオリーブオイルやココナッツオイルなど食用に使用しているオイルに希釈して使用してみることをお勧めします。
また、ティートゥリーも口内トラブルにはよく使います。私もオーストラリア在住の時には、ティートゥリー製品をよく目にしましたし、実際によく自分でも使用しました。ティートゥリーは、風邪などの予防にうがいをする時に使えますが、口臭予防にも効果があります。先のクローブとブレンドしたものを使っても良いですね。それから口内炎にも直接綿棒で塗布します。これも私は実際にやっています。
ただ、難点は、どうしてもティートゥリーの味に馴染めないことです。気にならない方もいるようですが、何回やっても好きになれません。ティートゥリーはクローブに比べると比較的安全とされる精油です。オーストラリアを中心に、歯科医もティートゥリーを頻繁に使用するそうです。クローブやティートゥリーの他には、ペパーミントやラベンダーも挙げられます。
私も痛くならないのを良いことに、なかなか歯医者さんへ行かないので、今年はちゃんと年2回検診に行きたいと思います!
アロマのある生活 No.149
山中麻瑠 Maru Yamanaka
1999年に渡豪、IFA認定アロマセラピストとなる。オーストラリア某有名デイスパ、日本で医療現場、ホテルスパ、等で経験を積み、アロマセラピスト育成講師も務める。2005年ハワイに渡り、2008年より11年間アロマアットホームのオーナーを務める。現在、アロマセラピーを広める活動中。2014年からアロマセラピーワークショップ開催。
インスタグラム:@marukimoto_808aroma
FBページ:MY Essence Hawaii
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