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【在ホノルル日本国総領事館よりお知らせ】日米共催真珠湾攻撃戦没者 追悼式典の開催

9日、真珠湾ヒッカム統合基地において、在ホノルル総領事館と米ハワイ方面海軍 との共催により真珠湾攻撃戦没者追悼式典が行われました。当式典は、2016年から毎年12月、真珠湾攻撃で亡くなられた米国の軍人と市民、約2400人、日本軍人65人の追悼のために実施されています。真珠湾攻撃から80周年を迎える本年の式典には、サミュエル・J・パパロ米太平洋艦隊司令官をはじめとする米軍関係者、退役軍人団体、日系人団体、宗教関係者、博物館関係者など約60名が参列しました。新型コロナウイルスの影響により、日本からの参列者はありませんでした。

 

式典では、冒頭、真珠湾攻撃で亡くなった方々の御冥福をお祈りし、参列者が黙祷を捧げました。続いて米太平洋艦隊音楽隊による日米両国国歌が演奏されました。

続いて、青木豊在ホノルル日本国総領事、ティモシー・コット米ハワイ方面海軍司令官 のスピーチ、エリッサ・ラインズ真珠湾航空博物館長の基調講演がありました。

青木総領事は、まず、戦没者に心からの哀悼の意を表明しました。そして、真珠湾攻撃からの80年間を振り返り、日米で行われた敵国の戦死者に対する追悼の実例をあげつつ、寛容の精神と和解の力により、今日、日米両国は自由と民主主義という基本的価値を 共有する同盟国として地域と世界の平和と繁栄に貢献していると述べ、いつの日か真珠湾が和解の力のシンボルとして世界中で記憶されることを祈りたいと結びました。

そして、最後に青木総領事とコット司令官が、献花を行い、式典は終了しました。

(日刊サン 2021.12.10)

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