在ホノルル日本国総領事館よりお知らせ
海上保安庁練習船「こじま」の来航と 総領事による講演
6月19日(土)、海上保安庁の幹部職員を養成する教育機関である海上保安大学校の練習船 「こじま」が、遠洋航海実習の一環としてホノルル港に来航し、同月21日(月)に出航しました。「こじま」には、今年3月に海上保安大学校本科を卒業した専攻科実習生46人のほか、乗組員 36人、医務官1人合わせて合計83人が乗船しております。6月8日に広島県呉港を出港し、ホノルルに寄港した後、7月9日にパラオ共和国コロール港に寄港し、同月15日に呉港に戻る予定です。
来航した19日には、青木総領事が練習船「こじま」に乗船し、海洋の安全に関する海上保安庁と外務省の協力関係について自身の経験に基づいて実習生に講話を行い、続いてハワイの概要や日本人移民に始まるハワイと日本の歴史を紹介する動画と、ハワイ明治会、日系人連合協会及びハワイ日米協会の代表から頂いたビデオメッセージを上映しました。また、19日には日系人の団体による出迎えを行うとともに、21日には見送りが行われました。
新型コロナウイルスによる制限により、練習船「こじま」の実習生を含む乗組員は下船することができ ず、また寄港時には毎回実施している艦上でのレセプションも行うこともできませんでしたが、実習生と乗組員の皆様が、厳しい制限の中、少しでもハワイを楽しんでいただけたことを願っています。
(日刊サン 2021.06.23)
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