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- 第18回 日米ハワイ協会ジャパン・ウィザーズ・ステートワイド・アカデミック・チーム・コンペティション開催 高校生対象、日本へのショート・トリップ授与選考会
第18回 日米ハワイ協会ジャパン・ウィザーズ・ステートワイド・アカデミック・チーム・コンペティション開催 高校生対象、日本へのショート・トリップ授与選考会
第18回 日米ハワイ協会ジャパン・ウィザーズ・ステートワイド・アカデミック・チーム・コンペティション開催 高校生対象、日本へのショート・トリップ授与選考会
第18回 日米ハワイ協会ジャパン・ウィザーズ・ステートワイド・アカデミック・チーム・コンペティション開催 高校生対象、日本へのショート・トリップ授与選考会
先日、日米ハワイ協会(JASH)主催の第18回ジャパン・ウィザーズ・ステートワイド・アカデミック・チーム・コンペティション(JWC)が開催され、ハワイ州内の14の高校から60名の生徒が参加しました。JWCは3人の生徒で構成するチーム別のコンペティションで、言語を始め、芸術、文化、伝統、食物、地理、歴史、日米ハワイの関係、文学、政治、スポーツなど、日本に関する幅広いトピックをテーマに競われます。今年度のJWCは、新型コロナによるソーシャル・ディスタンスのガイドラインに準拠し、数日間にわたり日程を分けて行われました。3月5日から7日まで開催された予選では、各チーム・メンバーが1人ずつに分かれ、オンラインで選考が行われました。各メンバーのスコアを合計してチーム・スコアとし、3月14日に開催されたZOOMでの最終選考に出場するチームを決定しました。
JASHは毎年、各レベルで最高得点を獲得した公立および私立高校のチームに対し、日本へのショート・トリップを授与しています。今年の受賞チームは以下の通りです。
・レベルA(日本語I、IIのクラス在籍の生徒)
ハナラニ・スクール(私立)、ミリラニ高校(公立)
・レベルB(日本語III、IVのクラス在籍の生徒)
ハワイ・バプテスト・アカデミー(私立)、ジェームズ・キャンベル高校(公立)
レベルAのハナラニ・スクールは、最終選考で最高得点を達成し、アツヒコ・タテウチ記念奨学金及び国際基督教大学特別賞を同時受賞しました。また、レベルBのキング・ケカウリキ高校のチームは、退職した公立学校の教師(匿名)からショート・トリップを授与されました。授与した教師は現役時代、担当した生徒がJWCから恩恵を受けたことを振り返り、レベルBで準優勝した公立学校にショート・トリップを授与するよう取り計らったということです。
JASH理事会メンバーで青年教育委員会議長のジーン・E・ロールス氏は、2014年に亡くなったJASH理事会メンバーのマイケル・レインウェバー博士に敬意を表し、ショート・トリップの授与を後援しました。レインウェバー博士は、JASHが実施する教育プログラム、特に日本とハワイの人々の交流を促進するプログラムを推し進めました。ロールス氏が後援したショート・トリップはJWCの授賞式でランダムに抽選されたチームに授与されました。このマイケル・レインウェバー博士賞はレベルAのカポレイ高校が受賞しました。抽選の資格取得には予選で得点上位10チーム以内に入る必要がありましたが、既にショート・トリップを勝ち取った5チームは対象外としました。
生徒3名とアドバイザーで構成される計6チームは、教室や独自の研究を通じて学んだことを日本で直接体験するため、安全な海外旅行が再開され次第日本に渡航します。その中で、日本の協賛団体が主催する教育プログラムを受ける予定です。レイナ・カネコJASH会長は次のように述べています。「JASHは、生徒たちが日本についての知識を広げながら研究を進めたり、チームワークや自己管理などの体得に役立つJWCを後援できることを嬉しく思います。パンデミックのため、今年のJWCは例年と異なる体制の下、オンラインで開催されました。この困難な時期において、柔軟性のある理解を示し、参加してくれたすべての生徒とアドバイザーに感謝致します。私たちは、生徒たちが持つ日本についての知識の深さに大変感銘を受け、さまざまな文化や視点について学ぶ興味を抱いていることに勇気づけられました」
日米ハワイ協会は、ハワイならではのユニークな視点を通じ、日米の相互理解と友好関係の促進を使命とする非営利、無党派、501(c)(3)非課税団体です。JASHは教育に取り組んでおり、幼稚園から12年生、学部レベルまで、ハワイの生徒のためのさまざまな学校プログラムを無料で実施しています。詳細については、www.jashawaii.orgをご覧ください。
(日刊サン 2020.04.04)
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