完璧なボディを持つブラジルのスーパーモデル、ジゼル・ブンチェン。フットボール選手のトム・ブレイディの妻でもあり、何かと「どうせ完璧だから」的なジェラシーの対象になる彼女ですが、今回、DIORの「Capture Totale」という美容クリームのキャンペーンビデオの中で、自身の不安障害について語りました。
ジゼルは20代の時にパニック発作を起こし、そこからどんどん自信を失い、生きた心地がしなかった期間が長く続いたと言います。見かけはあんなに美しく、すべて手に入れたようなパワフルな女性に見えていたにも関わらず、「私はいつも呼吸さえロクにできなかったほど弱っていた」と当時のことを振り返っています。
そこで、自分の人生をガラッと変えようとセルフケアに取り組みだした彼女。不安症や心配性の自分をどうにか変えようと、あらゆることを試すようになったそうで、それがDIORのビデオのビューティレッスンとして見れるようになっています。 https://youtu.be/Yf_MyfcyY1Y
彼女の場合、セルフケアにとても役立っているのは、自然に接すること。山でも森でも海でもいいけれど、芝生に靴を脱いで大地を感じるだけで、とても開放されるとのことです。
華やかに活躍している人たちの人生は一見するとよく見えがちですが、でもそれぞれ人間はいろんな苦悩を体験しながら生きています。まずは自分を大事にしないと、周りにの人にも愛を注げない。ジゼルのような影響力のあるモデルさんには、どんどんこのようなポジティブなセルフケアメッセージを発信していってもらいたいですね。
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写真・参考サイト:www.dior.com/en_us
www.refinery29.com/en-us/gisele-bundchen-dior-self-care-skin-care
Writer:内田佐知子
(日刊サン 2020.1.15)