当たりくじを一旦捨ててしまい、賞金を受け取るためにゴミ箱を探さなければならなくなった女性について、フォックス・ニュースが以下のように報じている。
バージニア州宝くじ事務局は29日、バッキンガム郡在住のメアリー・エリオットさんが先月、11万ドル(約1,300万円)を獲得したと発表した。
当のメアリーさんは、EZマッチゲーム「キャッシュ5」の当選番号5つすべてを揃えたことに気づかずに、当たりくじを捨ててしまっていた。
バージニア州宝くじのプレスリリースによると、メアリーさんは自分のミスを発見したとき、ゴミ箱をあさってそれを取り出したという。
フォックス・ニュースは、バージニア州宝くじ事務局にコメントを求めた。
メアリーさんの悩みの種は、当たり券を見つけた後も尽きなかった。チケットにコーヒーのシミがあり、バーコードが読み取れず、当選の確認が困難だったのだ。
さいわいなことに、メアリーさんは、ヘンリコにあるバージニア州宝くじの賞金ゾーンの担当者にチケットを持ち込んで、ようやく賞金を手にすることができた。
「当たったのを確認したとき、体の震えが止まりませんでした」とメアリーさん。
彼女は2月24日に、スーパーマーケット「フード・ライオン」で「6-13-18-21-25」というチケットを購入した。
バージニア州宝くじ事務局によると、メアリーさんは、大切な誕生日をもとに数字を選んだという。
EZマッチゲーム「キャッシュ5」の5つの数字すべてが一致する大当たり(ローリング・ジャックポット)が出る確率は、74万9,398分の1だ。
バージニア州宝くじのプレスリリースによると、このゲームのローリング・ジャックポットは最低10万ドルから始まり、5つの当選番号すべてに一致する人がいなければ次回に持ち越され、賞金が増えることになるとのことだ。
写真:Dummii / Shutterstock.com
(日刊サン 2022.3.31)
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