クリスティン・ギルバートさんはワシントン州ベレヴューに住む独身女性で、今のところ結婚の予定は全くないという。
けれどもクリスティンさんは、地元のブライダルサロンでウェディングドレスの試着をするために、母親のコリーンさんを招待したとフォックス・ニュースが伝えている。
コリーンさんは末期脳腫瘍という診断を受けており、娘のクリスティンさんはそれ以来ずっと母親に付き添っている。
コリーンさんが娘の結婚するところを見たかったと何度も言っていたために、親孝行として、ブライダルサロンでウェディングドレスを着て、その姿を見せるというアイデアを思いついたのだ。
花婿となる男性はいないものの、クリスティンさんは家族とコリーンさんの親しい友人数名を集め、リムジンを借りてブライダルサロンに出かけることにした。
事情を知ったブライダルサロンでは、無料でパーティーの場所を提供してくれたのだ。
コリーンさんにはディナーに行くのだと説明して、一行はリムジンに乗ってブライダルサロンに到着した。
クリスティンさんは様々なデザインのウェディングドレスを試着して写真を撮ったという。
コリーンさんは「本当に驚きました。こんな素晴らし家族と友人に囲まれて、私は本当に幸せです。娘のウェディングドレス姿を見ることができるとは思ってみませんでした」と喜んだ。
クリスティンさんも「笑いに包まれた素晴らしい1日でした」と述べている。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.3.29)
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