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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】退職後の医療保険にはどんなチョイスがあるのでしょうか?
医療費が全然かかっていない人にとっては会社から提供されている健康保険のありがたみを感じていない方が多いようです。自家営業の方は個人で健康保険に加入するので、保険料が60歳過ぎるとかなり高くなります。65歳でメディケアに加入できるので、待っている方も多いことでしょう。
ご夫婦の場合、二人が同時に65歳になれば、良いのですが、配偶者が65歳に達しない場合、相変わらず65歳まで高い保険料を支払うことになります。
それではどのような組み合わせがあるか見てみましょう。右の見積もりは65歳ですが、収入によりメディケアのパートBの保険料は異なり、2022年の毎月保険料は$170.10~$578.30です。パートDの薬の保険料は$7.80~$96.90の中から選ぶことになります。安い保険料のプランには$480のディタクタブルがあります。メディケアサプルメントは色々なプランがあり、年齢により保険料はかなり異なります。パートCのメディケア・アドバンテージのPPO(2022年)は$0から$127です。
これはあくまでも保険料ですので、治療を受けるとこれにCOPAYMENTやCOINSURANCEが加算されます。
65歳前から高額治療をしている方、すでに癌になり、また再発の恐れのある方、病気になった時にカバレッジが良く自己負担が少ないプランをお探しの方はグループ保険が切れる時でしたら、メディカルの査定なく加入出来るメディケアサプルメントをご検討下さい。しかしこのプランには薬のカバーがありませんので、別に薬の保険に加入する必要があります。
先日久しぶりに知人と電話で話したら、腰の手術をしたけど、一銭もかからなかったとのことで感謝されました。この方はメディケアサプルメントの保険に加入しています。
どの保険に加入するかにより、自己負担額が異なりますので、加入の際に慎重にお選びください。
(日刊サン 2022.3.16)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]