カポレイ・マーケットプレースにこの夏「道楽寿司(Doraku Sushi)」がオープンする予定になっている。
「道楽寿司」はケヴィン・アオキ氏がオーナーを務めるアオキ・グループが経営するレストランチェーンだが、ケヴィン氏は鉄板焼きで有名なベニハナ(Benihana)レストランチェーンを創業したロッキー・アオキ氏の息子でもある。
フロリダ州マイアミにあるアオキ・グループの事務所で新店舗の開店準備を進めていたところ、3月12日(土曜日)深夜、海上輸送用コンテナが丸ごと盗難にあったとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
コンテナには、新店舗に置く家具や調理器具などが満載されており、被害金額は20万ドル(およそ2,370万円)と言われている。
ケヴィン氏は「誰かが私たちがコンテナに荷物を積み込んでいるのを見て、狙っていたとしか思えません」と述べている。
防犯カメラには、ドアに白いロゴがついている濃赤色の牽引車がコンテナを持っていくところが映されている。
コンテナの中には父親のロッキー・アオキ氏から受け継いだ記念の品物も多く含まれているという。
ケヴィン氏はこのコンテナの無事な返却に対して25,000ドルの報償金を支払うことを発表している。
そして「今回の盗難で新店舗のオープンは大きな打撃を受けましたが、必ず成功させます」と述べている。
アオキ・グループは14のレストランを経営しており、そのうち8つがハワイ州にある。
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写真: Felix Mizioznikov / Shutterstock.com
(日刊サン 2022.3.15)