【ハワイニュース】現代アートの祭典「ハワイ・トリエンナーレ2022」18日開幕 5月まで開催
世界中のアーティストの作品が集う現代アートの祭典「ハワイ・トリエンナーレ2022」が、18日にオアフ島で開幕した。5月までの開催期間中は、ホノルル市のダウンタウン地区を中心に、さまざまな場所でアート・インスタレーションが展示される。
今回のハワイ・トリエンナーレについて、キュレーション責任者のメリッサ・チウ(Melissa Chiu)氏は、KHON2のインタビューで次のように話した。
「トリエンナーレは、3年ごとに行われる現代アートの展覧会で、今回は40人以上のアーティストたちの作品が選ばれています。美術館や科学博物館などを含め、ホノルル都市部のさまざまな場所でポップアップ作品を目にすることができます。
観る人々に世界中のアーティストの視点を共有してもらうことは、トリエンナーレのテーマの1つです。アーティストたちはそれぞれ独自の視点を持っています。アーティストたちは、作品を造りながら、完成した作品が展示されるハワイの場所をどのように反映するか、または、日常的に作品を作ることに対する独自の見解について思考を巡らせます。
例えば、イオラニ宮殿に展示されるジェニファー・スタインカンプ(Jennifer Steinkamp)の映像作品と、写真、彫刻、絵画などは、アート作品として互いに大きく異なっています」
ハワイ・トリエンナーレが扱うアート作品は、フォスター植物園やチャイナタウン・ハワイ・シアター、街中のポップアップで順次展示される予定。展示の詳細については、https://hawaiicontemporary.orgまで。
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.2.18)