アメリカ自動車協会(AAA)によると、カウアイ島リフエでガソリン価格は最高値となり、カウアイ島の住民でボートで海に出る趣味を持つ人は燃料費として150ドルかかることになるだろうとKHONが伝えている。
ラナイ島では先週1ガロン当たり7ドル近くまで高騰している。
住民のダグ・ロレフォスさんは「トラックにガソリンを満タンにしたら120ドルかかりました。収入の低い住民にとっては、120ドルは痛手です」と述べている。
ハワイ島ヒロでは平均で4.49ドル、マウイ島では4.62ドルだ。
オアフ島では平均4.42ドルだが、先週より9セント値上がりしている。
専門家はガソリンの上昇傾向はまだこれからも続くという。
AAAハワイの広報担当ダグ・シュップ氏は「ハワイ州の今のガソリンの平均価格は4.50ドルですが、先週から6セント値上がりしています。14ガロンのガソリンタンクを搭載している平均的な中型セダンを運転している人は、昨年と比べると、毎回ガソリンスタンドで14ドル多く支払うことになります。」とコメントしている。
今後の予測に対しては、毎年夏の季節は需要が増えるために一般的にガソリン価格が上がる傾向があり、さらにウクライナ情勢を含む海外での不安要因がさらに価格を上昇させるだろうと見られている。
「ロシアとウクライナの政治的緊張は原油価格に対して大きなプレッシャーとなっており、1バレル当たり100ドル近くになっています。この原油価格が下降するようなんらかの国際的な圧力がかかることを期待していますが、現状ではまだ上昇することになると思われます」
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.2.18)