事件が起こったのは2月2日(水曜日)の午後2時ごろだ。
13歳女児が友人たちと共に母親に連れられてカイルアにあるカラマ・ビーチに出かけたが、女児はグループと離れてトイレ施設内で水着に着替えようとしたところ、水着を落としたことに気がついた。
すると男性が水着を持って現れたという。
男性が女児の腕を掴んで後ろから抱きしめると、女児が逃げ出そうとしたために男性は女児をトイレ個室に押し込んだ。
幸いにも女児は逃げ出すことができた。
翌日3日に、ホノルル警察はカイルアのウルオア・ストリートにある住宅に押し入ろうとした男性を逮捕したが、この男性が前日に女児に暴行したとして未成年者の誘拐と性的暴行の容疑で起訴された。
保釈金として75万ドルが設定されており、11日(金曜日)に裁判所に出頭することになっている。
この事件はカイルア住人に衝撃を与えたとKHONが伝えている。
カラマ・ビーチは家族で楽しめる安全な場所として、ウィンドワードに住む人々に人気のある場所だ。
ビーチには子供たちが走り回り、トイレ施設は水着に着替える場所として多くの子供達に利用されているという。
カイルアに住むジャネラ・シルヴァさんは「これからは家族や友人がトイレに行く時には付き添うことにします。こんなことが起こるなんて恐ろしいことです。特に子供に対しての暴行事件は怖いです」と述べている。
オアフ島では、1月31日にはホノルルのアフイマヌ・ロードにある公営住宅のコミュニティー・センターで9歳女児がトイレに連れ込まれて性的暴行を受けて、28歳男性が逮捕されたばかりだった。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.2.11)