28歳男性が今週、公営住宅団地内で少女を誘拐し性的暴行を加えたという容疑で逮捕され、100万ドル(およそ1億1,400万円)の保釈金で現在勾留されているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
ホノルル警察によると、逮捕されたのはジェイ・トロシェ(28歳)、誘拐、第3級性的暴行、第1級性的暴行未遂の容疑だいう。
事件が起こったのは1月31日(月曜日)午後3時30分ごろ、アフイマヌ・ストリートにあるホオキパ・カハルウ公営住宅団地だ。
目撃者によると容疑者は薬物を使用していたように見えたという。
事件直前に男性を目撃した女性は「彼はクスリか何かやっていたように見えました。一緒にいた私の妹によると、その男性は女の子の後をつけていたことがあって、よくない状況だと話していたところでした」
男性は少女に話しかけるとあっという間に少女を連れ去ったようだ。
「すぐに私の家から500フィート(およそ150メートル)くらい離れた場所から女の子の叫び声が聞こえました」
警察によると襲われた少女は10歳未満で、団地のコミュニティーセンターの中にある男性用トイレに連れ込まれた。
男性はトイレの扉の閉めて少女に暴行を加えようとしたところ、少女が叫び声をあげたために近くにいた10代の少年たちが助けに駆けつけ、親たちに連絡をして大人たちもすぐに現場にやってきたという。
容疑者の男性は逃げようとしたが、10代の少年2人に追いかけられ、現場に到着した警察によって団地の外の路上で逮捕された。
犯罪現場となった団地を管理しているプロパティーマネージャーであるランデアッテ・マッケンロー氏は「容疑者は団地に居住しておらず、居住者の親類や知人でもありませんでした。私たちは被害者とその家族を支援し、正義が行われるように警察に協力していきます」と書面でコメントを発表した。
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写真:Christian Mueller / Shutterstock.com
(日刊サン 2022.2.3)