カリフォルニア州サンフランシスコにあるカリフォルニア科学アカデミーの水族館に飼育されている「オーストラリア・ラングフィッシュ」という魚は、現在世界の水族館で飼育されている魚の中で最高齢の90歳と言われている。
「オーストラリア・ラングフィッシュ(肺魚:ハイギョ)」と呼ばれる魚はその名のとおり、ラング(肺)とエラの両方を持っており肺呼吸することができる。
水の中でも陸上でも生きることができる魚で、陸上動物と水生動物の間の進化の一部とみなされており、「生きた化石」とも呼ばれている。
体長4フィート(およそ12センチ)体重40ポンド(およそ18キロ)のオスの魚は1938年にオーストラリアからアメリカに送られてきた。
この90歳の魚は飼育員に対してまるで仔犬のように懐いているという。
そしてイチジクが好物だが、冷凍物は好きではなく新鮮なイチジクしか食べない。
ちなみに、シカゴ水族館に飼育されていたラングフィッシュは95歳で数年前に死亡しているとフォックス・ニュースが伝えている。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.1.28)
シェアする