UH(ハワイ大学)は、すべての学生や職員を対象に、近く3回目のワクチン接種を義務付ける意向を示したとハワイニュースナウが報じている。
UH当局によると、現在のところ、3回目接種義務付けのタイムラインは具体的ではないものの、来月から学生と職員を対象に3回目接種を進めていく予定。今年夏か秋頃には「義務付け」となる可能性があるという。
デビッド・ラスナー学長は、20日に開かれた大学理事会で、「『接種完了』の意義を、『2回目接種完了』から『3回目接種完了』に近く変更する」という意向を明らかにした上で、「(ワクチン接種に関する)ハワイ州、ホノルル郡の考えに沿う形で決定された」と述べた。
ラスナー学長は、大学内の「ワクチン接種完了」を意味する用語が変更される可能性も示唆。「毎年ワクチン接種が必要になる可能性の下、『ワクチン接種が最新の状態に保たれている』という意味の用語を使用することになるだろう」と話した。
UHスポークスパーソンのダン・マイゼンザール氏によると、UHの3回目接種の義務付けに向け、学内のワクチン接種状況やウィルス感染状況などを追跡するアプリLumisightの更新を始め、調整すべきことが多く残っているという。
UHでは、オミクロン株による感染者急増に伴い、学内の感染者が増加したものの、ほとんどの感染者の症状は深刻ではないという。
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写真:
(日刊サン 2022.1.21)