ホリデーシーズンに多くの人々が移動している中で、12月27日(月曜日)ホノルルのダニエル・K・イノウエ空港では7便のフライトがキャンセルとなり、68便に遅延が発生したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
ハワイ島のコナ空港でも4便がキャンセルとなり、23便が遅延、ヒロ空港でも3便が遅延したという。
マウイ島では4便がキャンセル、47便に遅れが出て、カウアイ島では2便がキャンセル、12便に遅れが出た。
アメリカ全土では1,000便以上のフライトがキャンセルとなったと伝えられているが、その理由はクルーがコロナに感染して人手不足に陥ったことと雪嵐とされている。
空港や航空会社の職員が感染して出社できない事態が広がって飛行機の運行に大きな影響が出ていることから、デルタ航空のCEOであるエド・バスティアン氏をはじめとする航空業界はバイデン政権に対して感染隔離期間の短縮を求めていた。
米国疾病予防管理センター(CDC)では12月27日(月曜日)に感染者の隔離期間を10日間から5日間へ半減する事を推奨している。
空港のセキュリティーポイントを監督している輸送安全局(TSA)のデータによると、今年のホリデーシーズンに旅行する人数は昨年の同時期よりもはるかに多かった事を示している。
12月26日(日曜日)にハワイに到着した訪問客数は30,616人となっており、ホリデーをハワイで過ごそうとする人がかなりいる事を示しているが、オミクロン株の感染拡大もあって、ある程度のキャンセルが発生しており、この傾向は1月から2月の予約にも反映されているという。
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写真: Shutterstock
(日刊サン 2021.12.28)