日本では大晦日の夜といえば、除夜の鐘が象徴されるように静かな雰囲気だが、ハワイの大晦日といえば爆竹だ。
住宅地に鳴らされる爆竹の大きな音に対しては、正月らしいと思う人もいれば、騒音と捉える人もいて意見が分かれているのが実情だ。
ただ、忘れてはいけないのはオアフ島では爆竹を購入するのに許可証が必要で、その許可証は使用日の10日以上前にホノルル市から購入していなければならない。
大晦日に鳴らすなら12月21日以前の購入が決められている。
爆竹許可は18歳以上で、5,000発を上限として1回の購入が認められ、許可証の譲渡は許されていない。
許可の申請は、こちらのホノルル消防局のオンライン申請システムで行うことが可能だ。
https://www1.honolulu.gov/hfdfireworks/
費用は25ドルに加え、59セント(手数料)が必要で、VISA、マスターカード、ディカバーカードのみの取り扱い、現金やデビットカードでの支払いはできない。
申請から許可の発行までは最低5日間が必要なので、事前に余裕を持って申請するよう推奨されている。
許可の受け取りは申請時に指定したシティ・ホールで、12月17日から受け取ることができる。
オアフ島での爆竹販売は12月26日から31日まで。
また、爆竹を鳴らすことができるのは大晦日の午後9時から元旦の午前1時までの4時間だ。
打ち上げ花火はハワイ州法によって禁止されている。
写真: Shutterstock
(日刊サン 2021.12.6)
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