11月17日(水曜日)午後、ホノルル市検察官のスティーブ・アルム氏は、イザベラ・カルアちゃん(当時6歳)が養父母によって殺害されたとされる事件について大陪審が開かれ、殺人容疑で逮捕された養父母を第2級殺人とその他関連容疑で起訴することが決定されたと発表した。
アルム氏によると、もし有罪となればレフア・カルアとアイザック・カルアの2人は仮釈放の可能性のない終身刑という最も重い刑のなる可能性があるという。
その理由として、この事件は非常に凶悪な性質を持っていることや被害者が殺害時に9歳未満だったことから、通常第2級殺人は仮釈放が認められるものの今回はより重刑となる可能性があると述べている。
ホノルル警察は11月10日に2人を逮捕しており、被害者の姉(12歳)の証言によると、被害者は食べ物を与えられずに犬の檻に閉じ込められていたという。
養母が被害者の口と鼻にダクトテープを貼り付けたために被害者は意識を失い、姉に手伝わせて風呂に運んだが息を吹き返すことはなく、その後ベッドに遺体を運んだとされている。
カルア夫妻にはこの姉に対しても虐待容疑がかかっている。
妻レフア・カルアの容疑は、第2級殺人1件、起訴妨害1件、家族虐待2件、養育放棄2件、未成年者に対する危険行為2件で、夫アイザック・カルアの容疑は、第2級殺人1件、起訴妨害1件、養育放棄2件、未成年者に対する危険行為2件となっている。
写真: Shutterstock
(日刊サン 2021.11.18)
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