グッドウィルでは寄付された様々なものを店舗で販売しているが、ホリデーシーズンを前に需要に追いつかないほど忙しいとKHONが伝えている。
特にツリーやオーナメントなどクリスマス関連の飾りが飛ぶような勢いで売れているという。
グッドウィル・ハワイのコミュニケーション・ディレクターであるケリー・チュー氏は「11月になってすでに10%も売り上げが伸びています。しかも新しいお客様が来てくださるようになりました」と喜びの声をあげている。
専門家によると、全国チェーンの大型店では世界規模の輸送遅延のために商品の供給が遅れており、今年のホリデーシーズンの品揃えに影響が出ているという。
グッドウィルで買い物をしていたミランダ・ラミレスさんはインタビューに答えて「ターゲットに行ってみたら商品の種類がいつもより少なくて、値段が本当に高くなっていました。クリスマスのリースが40ドルもしたのです。それでグッドウィルに来てみたら、ちょっとレトロな感じの木製のオーナメントを見つけました。リースとツリーの下に敷くスカート、もしあればツリーも買いたいと思っています」と述べている。
リサイクルショップでは価格もお手頃で、お財布に優しいユニークな商品が手に入る。
サルベーション・アーミーの店舗では例年ならサンクスギビングの後からクリスマス商品を店頭に並べるが、今年はすでに販売を開始しているという。
プログラム管理官のロザリー・フェンリッチ氏によると「大型店舗ではクリスマスツリーや赤や緑の家具などを販売しています。ワイパフ店ではクリスマス用の衣料を販売しています」と述べている。
どこの店舗でも商品が品薄なので、欲しいものを見つけたら即買いが推奨されている。
「もし不要なものが家の中にあるのであればぜひ寄付をしてください。店舗で社会復帰のトレーニングをしている人の支援にもなり、買い物を楽しむ人のためにもなります」
写真: DCStockPhotography / Shutterstock.com
(日刊サン 2021.11.17)
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