みなさん、こんにちは。ホリデーシーズンに突入ですね。毎年、早めにクリスマスプレゼントを揃えたり、ホリデーギフトのリリースをしたり、と計画するのですが、毎日が早すぎて結局気付いたらバタバタしてギリギリと言う落ちが多いです。
今年の大きなニュースの一つは、眞子さまのご結婚ですよね。皇室に産まれると、結婚もあんなに大変なんだなぁと、つくづく思ってしまいます。私も、断片的ではあります、ちょこっとニュースを見て、眞子さまがご自宅を出られる様子や、上皇ご夫妻にご挨拶に行かれる姿などを拝見しました。その中で、皇室の取材を長年担当していたという方の解説で、とても心に残ったお話しがありました。眞子さまが、上皇ご夫妻にご挨拶に行かれる時にお召しになっていたワンピースの色です。柔らかい優しいオレンジ色をしたワンピースでした。解説の方は、眞子様はプリンセス・ミチコの色に合わせてこちらのワンピースを選んだのではないかと言うのです。
プリンセス・ミチコとは、上皇后美智子さまが、皇太子妃時代に、イギリスより贈られたバラに付けられた名前です。とても綺麗なオレンジ色をしています。解説の方は、「皇室では、昔から色で気持ちを静かに表す」と言っていました。素敵ですね~!! 表現の方法はたくさんありますが、語らずに気持ちを伝えたいと言うのは、日本人の国民性でしょうか(時と場合によると思うので、良いか悪いかは別とします)。考えてみると、気持ちの表現とは五感で表現するものであり、感じるものではないかと思います。
まず視覚で感じるものとして、絵画などのアートがありますね。アーティストは様々な気持ちをアートに込めて表現しています。音楽は聴覚ですね。音楽に乗せて言葉で表現したり、歌詞のないメロディに気持ちを込めて表現する場合もありますね。そして、和食に感じられる味覚での表現。特に日本は四季があるので、そんな繊細な部分を味覚で表現するのかな、と、これは私の勝手な想像ですが。そして触覚。これは、ヒーリングタッチとも呼ばれますが、分かりやすく言うと、赤ちゃんや子供に触れる母親の手です。もしくは、病床に伏した家族の手を握る手。気持ちが伝わる以上に、ヒーリング効果があるのです。
最後に嗅覚です。香りで気持ちを表現するというのは、なかなかみなさん身近でないかもしれませんが、これは気持ちを伝える上で、とても有効な方法なのです。なぜなら香りの成分は、脳と密接に関わっているので、記憶としても贈り主の気持ちが残ります。もちろん、相手のことを思って好きな香りの物をプレゼントするのも良いですが、気持ちを香りで表現するには、様々な要素を取り入れてそれを一つの形にします。世界に一つの香りが、あなたの気持ちを伝えるお手伝いをしてくれることでしょう。
アロマのある生活 No.165
山中麻瑠 Maru Yamanaka
1999年に渡豪、IFA認定アロマセラピストとなる。オーストラリア某有名デイスパ、日本で医療現場、ホテルスパ、等で経験を積み、アロマセラピスト育成講師も務める。2005年ハワイに渡り、2008年より11年間アロマアットホームのオーナーを務める。現在、アロマセラピーを広める活動中。2014年からアロマセラピーワークショップ開催。
インスタグラム:@marukimoto_808aroma
FBページ:MY Essence Hawaii
シェアする