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【Let’s KAIZEN 業務改善のすすめ】What is 「KAIZEN」
アロハ! 初めまして、システムエンジニアの窪田みな実です。私は日本の神戸で、中小企業や個人事業主の方向けにExcelやPC(IT)を使った「業務改善」のお手伝いをしています。今回から、私が手がけた事例なども交え、ハワイの皆様にとっても役立ち、日々の業務改善のヒントにつながるコラムお届けします。
さて「業務改善」といわれると堅苦しいですが…
◆今までの仕事を手順を見直し
◆IT技術を活用し、時間的にも効率化し
◆よりお客様によろこんでいただける
そんな「仕組みの改善」が業務改善です。海外でもここ数年「KAIZEN」として、注目されています。
コロナパンデミック以降、人がやっていた作業が顕著に機械やAIに置き換わっています。日本でもスーパーのレジの機械化が進んでいます。これは時間短縮や人為的ミスの防止に繋がるだけでなく、ITでは替えの効かない「人間らしいお客様への対応」に時間と人手を使うことができます。これも「業務改善」のひとつの形です。そうした改善について大企業は高額な設備投資をしています。
しかし、中小企業では数人の仕事のために「大きな設備投資」が厳しい。そう考えてしまいますが、少し考え方を変えて見ませんか。例えば、毎日同じように行っている小さな事柄を、見直して改善できないでしょうか。
とある社会保険労務士事務所の事例をお話しましょう。今まではこんな業務になっていました。
①手続きする内容についてExcelに記入するようにお客様に依頼
②そのExcelはデータがお客様より郵便やfax、中には手書きで届く
③事務所内で、データ管理のために事務員さんが②のデータを事務所のパソコンで打ち直して登録
そこで私はお客様の管理で必要事項を「オンライン上の申し込みフォーム」として作成しました。結果以下のように、効率的に改善できました。
①お客様にオンラインで必要事項を入力してもらう
②自動的に①のデータが事務所内のデータにも反映し、社内の全員が簡単に情報共有できる
データの打ち直しもなくなり、また「Excelの書き方を説明するため電話が減った」ことも、大きな収穫でした。
このように、何も業務改善は大がかりに手掛けることだけではありません。日々の作業を見直せば、大きな改善につながるのです。
次回はなぜ業務改善は「お金」につながるというお話をさせていただきます! 最後までお付き合いいただきありがとうございました。
Let’s KAIZEN 業務改善のすすめ No.1
窪田みな実
SThink(エスシンク)代表
接客業・事務員などを経験し、毎日の仕事はもっと短時間でできると考えるようになる。神戸市にて独立し中小企業のITを交えた業務改善のサポートを行っている。初めてのハワイでハワイの海の虜に。
メールアドレス: [email protected]
サイト: minami-system.com