州土地委員会、海洋生物商業取引再開の提案否決 オアフ島
ハワイ州土地委員会は8日、オアフ島の水族館などによる海洋生物の商業取引再開の提案を否決した。この提案はペット産業合同諮問委員会が提出したもので、オアフ島内の15の商業水族館に対し、取引再開の許可を発行するよう求めていた。承認された場合、オアフ海域における海洋生物の捕獲が許可されるはずだった。
提案否決の理由について土地委員会は、草案と最終提案の間に相違する箇所があったこと、地元住民との話し合いや文化面での考察の欠如、水族館が海洋生物を捕獲した場合の環境への影響分析の欠如などを挙げている。
商業取引再開の提案について、ハワイ土地資源局・水産資源部門はこれを支持していたが、環境法組織「アース・ジャスティス」は土地委員会の否決を称賛している。
写真:Shutterstock
(日刊サン 2021.10.11)
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