追加のワクチン接種進む
米国食品医薬品局(FDA)が3度目のワクチン接種を承認してから、ハワイ州でも3度目のワクチン接種を受ける人が増えている。
対象者はファイザー社製ワクチン接種を受けた65歳以上の人だ。
2度目のワクチン接種から6カ月以上過ぎていれば3度目を受けることができる。
クイーンズ・ヘルス・システムによると、先週の土曜日の行われたワヒアワ総合病院での1日ワクチンクリニックでワクチン接種を受けた人のおよそ30%が追加ワクチンの人々だったという。
ワヒアワに住むパティー・デゥークさんもその1人だ。
「(最初の接種の頃)状況がひどくなっていたので、できるだけ早くワクチン接種を受けたいと思って、ワクチン接種をすぐに受けました。今回も追加接種を受けられるのを待っていました」
シモンズ夫婦も3度目のワクチン接種を受けに来ていた。
「より多くの人が追加接種を受ければ、もっと状況はよくなると思います」
ハワイ州衛生局では、追加接種の対象者として65歳以上の人、そして50歳から64歳の持病のある人としている。
また、クリニックでのワクチンの在庫に余裕があれば、18歳から49歳までの持病のある人、医療従事者、教師、スーパーの店員など、多くの人々と接するために感染の危険が高い職業の人も追加接種を受けることができる。
しかし、一番優先順位が高いのは、まだ1度もワクチン接種を受けていない人々だ。
ワヒアワ総合病院での次の1日ワクチンクリニックは10月23日に行われる予定だ。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.09.27)
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