ハワイ5−0俳優 アル・ハリントン氏死去 85歳
1972年から3年間、ベン・コクア刑事役でハワイ5−0に出演してしていたアル・ハリントン氏が21日死去したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
ハリントン氏は心筋梗塞の発作で先週から治療を受けていたと親族が述べている。
85歳だった。
アメリカ領サモアに生まれたハリントン氏は3歳でホノルルに母親と共にやってきて、母親がアメリカ陸軍兵士ロイ・ハリントン氏と再婚したことでハリントン姓を名乗ることになった。
プナホウ・スクールに進み、高校ではアメリカンフットボールと演劇に力を入れたという。
その後スタンフォード大学でフットボール選手として活躍し、歴史を学んだ。
大学を卒業後ハワイに戻ってからは、プナホウ・スクールで歴史とアメリカンフットボールを教える傍ら、ワイキキで観光客向けのショーに出演していた。
ハワイ5ー0にレギュラー出演して一躍有名俳優となってからは、エンターテイメント界での活動に専念することになった。
1992年にリタイアするまでワイキキのショーに主演していたが、その後アメリカ本土で暮らし2005年にハワイに戻ってきた。
2010年から始まった新しいハワイ5ー0にも、サーフショップのオーナーのマモ・カヒケ役として出演した。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.09.22)
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