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カイヴィで大規模ビーチパーティ 警察も出動

カイヴィで大規模ビーチパーティ 警察も出動

28日土曜、オアフ島西部にある州立公園カイヴィ・ステート・シーニック・ショアライン内で数百人が集まるビーチパーティーが行われ、ハワイ州国土自然資源局のオフィサーとホノルル警察が出動する事態となったとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

4人が検挙されて罰金刑となったという。

現在オアフ島では屋外での集まりは25人と制限されている中で、このパーティーには300人から400人が集まったとされている。

また、ビーチでアルコールを飲むことが禁止されているにもかかわらず、大量のアルコールが発見され当局に押収された。

ビーチを管轄している国土自然資源局(DLNR)の保全資源管理課(DOCARE)チーフオフィサーであるジェイソン・レデゥラ氏は29日に行われた会見で、次のように述べている。

「このようなパーティーは開催されるべきではありませんでした。このパーティーに出席することがどんな結果になるのか、自分の行動について考えるべきです。新型コロナウィルスの感染が拡大している中で、さらに感染が拡大すればより規制が厳しくなっていきます。パーティーに出席すれば、ウィルスがさらに拡大して、家族や友人が感染するのです」

当局は主催者について捜査をしているという。

このパーティーは「ビーチ・テイクオーバー」と名付けられ、ソーシャルメディアを中心に情報が拡散して多くの人々が集まってきたと考えられている。

当局の聞き取りによると出席者のほとんどはハワイ大学の学生だった。

現場に駆けつけたオフィサーは警察官とともにその場にいた全ての出席者を検挙して罰金刑を科すことができたが、それよりも感染防止のためにできるだけ早くパーティーを解散させて人々をその場から立ち去らせることにしたという。

罰金刑となった4名は、25人以上の集まりを禁止している条例違反ではなく、公園内での発電機の使用とスピーカーの使用により検挙された。

このようなパーティーは公園やその他の人々にも大きな迷惑行為だ。

駐車場はパーティー出席者に占拠されて一般の人々は入れなくなり、公園内にはゴミが散乱し、さらに衛生面でも問題だという。

300人も400人もアルコールを飲みながらパーティーをしていた公園にはトイレ設備がありません。どこで用を足していたか想像できるでしょう」

写真:Shutterstock.com

(日刊サン 2021.08.30)

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