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意外と知らない足のこと、靴のこと
意外と知らない足のこと、靴のこと
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、「あの痛みの原因」を知ってもらったら少し楽になるよとお伝えしたくて書いています。
6月になりましたが、ハワイは梅雨がなくて嬉しいですね。私はくせ毛で、雨が降ると髪の毛がぼわっと膨らんでしまうので、それがないだけで嬉しいです。こんなに気候に恵まれているハワイに住んでいるのに、だらけた生活をしていてはもったいない! 歩ける体づくりを始めましょう。
あなたの足に合う靴は選べていますか? 「履いていて気持ちがいい」「歩いても疲れない靴」が理想ですよね! 靴の選び方を間違えると「ウォーキングすると足裏が痛い」「タコや魚の目が出来ている」「膝や股関節が痛い」「寝ている間に足がつることがよくある」など足にトラブルが起きます。
【こんな靴を選んでいたら要注意!】
●柔らかい素材の靴
●当たると痛いから少し大きめを選んでいる
●脱ぎ履きが楽なスリッポンタイプ
●柔らかいインソールが入っている靴
●外反母趾が当たらない、トングサンダル
【次の条件に気をつけて選べば足のトラブルが起こりません】
●足が靴の中で泳がないようにストラップや紐で支えるデザイン
●必要以上に横幅がワイドなものは避ける
●靴を履くときは靴下を履き、中で滑らないように気をつける(五本指靴下だと踏ん張れるのでお勧め)
●スリッポンなど踵にストラップがない靴は、踵がねじれやすくなり、歩く度に膝や腰にまで負担がかかる
●インソールは、踵が横に揺れないようにヒールカップが入っていて、指で押してもへこまないしっかりした素材が良い
●踵が脱げない靴(実は、横幅などは調整できても、踵がパカパカする靴はインソールなどで調整できません)
最後に、よくある靴選びに関する質問で「足にとって良いのは重い靴? 軽い靴?」とありますが、みなさんどう思われますか?
正解は重い靴です。大切なポイントは、軽く感じられる足に合う重い靴となのです。
靴本来の役割は、しっかりした作りで全体重を支えること。軽くて柔らかくて楽な靴では、全体重を支えられません。軽い靴の代表「バレエシューズ」のような靴は、靴が脱げないように靴の中で踏ん張ったり、引っかけながらしか歩けません。その結果、足が疲れやすくなるのです。
いつまでも自分の足で歩くために、足に合う靴選びを始めましょう!