コロナの影響有り、免許証の更新事情
コロナの影響で免許証の更新が完全予約制となっていたハワイ。4月26日にようやくウォークインが再開となり、通常通り当日受け付けてくれるようになった。
私の免許は4月18日に切れてしまったので、早急に手続きをしなければ。今のところ、特例処置として、期限切れの免許証も有効扱いになってはいるものの、早く更新するに越したことはない。でも、再開したばっかりだから、きっと混んでるよね。
いつ行こうかと考えていたら、ご近所さんが早速行ってきた。そして門前払いをくらったという。書類に不備があったらしい。
ハワイの免許証の更新は、数年前からチェックが厳しくなった。出生証明書や結婚証明書が必要な場合なんかもあって、門前払い者が続出している。私も前回、住所変更の際、書類が引っかかってしまい、あわや出直しになるところであった(なんとかなったけど)。
隣人はラオスからの難民で、30年前にアメリカの市民権を得ている。夫が必要書類を確認してあげて、隣人は再挑戦。2回目は、住所の証明を見せただけですんなり終わったそうな。
パスポートや市民権の書類などについては質問もされなかったという。ただし、2時間以上かかったとこのこと。これは、早く行くしかない。受付は8時から。7時過ぎに家を出て、7時45分に到着すると、すでに8人ほど並んでいた。まあ、これくらいならたいしたことないよね? 予約を取っている人も混ざっている様子。時間になり、ひとりひとり呼ばれて、申請書を記入。
ふっふっふ。私はすでに申請書を記入してきたんだよね。申請書はホームページからダウンロードできるようになっている。これは、絶対に事前に記入して行くべし。時間節約になります。
待つこと35分。ようやく中に入る。ここから更に少し待つ。ダメ出しされる人が続出していてちょっと緊張する。
さて、いよいよ私の番。この日のために、何度も確認し、ちゃんと必要なものを持ってきたもんね。私の住んでいる地域は郵便配達がないので、我が家はP.O.Box(私書箱)を使っている。この場合、2種類の住所の証明が必要になる。P.O.Boxと実際に住んでいる家の住所の両方を証明せねばならないんですね。銀行のステイトメント、賃貸契約書、電気代の請求書、インターネットの請求書など、私は多めに証明書類を持ってきた。グリーンカードも社会保障番号もパスポートも持って来たし、念には念を入れて結婚証明書まで持って来たもんね。さあ、何でも来い!
「それ、今日はいらないから」。窓口のお方は、私が抱きしめている書類ファイルを見てそっけなく言った。今日は免許証と申請書だけでOKだという。なぬ?
私の処理はあっという間に終わり、写真を撮って仮カードを授与されて終了。所要時間は約45分でした。というわけで、ものすごく簡単に更新できたのだった。よかった。
あ、本物の免許証は、4週間以内に郵送されるそうです。
No.220
相原光(アイハラヒカル)
フリーランスライター&翻訳
群馬県出身、早稲田大学卒業。2008年結婚してハワイに移住。夫は寿司シェフ。2012年4月双子猫パンとマーチを連れてハワイ島に引越。8月に玄米寿司とムスビの持ち帰り店「DRAGON KITCHEN」を夫婦でヒロにオープン。現在ライター兼寿司屋のお手伝いとして活動中。姉は漫画家の花福こざる。
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