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大切な足を守るために 正しく爪を整えましょう
大切な足を守るために 正しく爪を整えましょう
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、「あの痛みの原因」を知ってもらったら少し楽になるよとお伝えしたくて書いています。
ほとんどの足のトラブルは、爪の整え方と、靴の履き方が原因で起こっています。それなのに爪の切り方や、靴のサイズの選び方って、あまり教えてもらうことはないですよね。
まずは、ご自分の爪の状態を知る事から始めましょう。あなたの爪はどんな色ですか?
健康な爪の色は透明感があり、薄いピンク色か濁っていない薄い乳白色なら問題ありません。もし透き通っていなかったり、黄色っぽい、茶色、グリーン、真っ白だとしたら、爪に何かの問題を抱えているかもしれません。
窮屈なサイズの靴や、長時間スポーツや、登山やマラソンなどでも靴の中で爪が圧迫され、爪の変色や変形が始まることが多くあります。強く圧迫された爪は、剥がれてしまうこともあります。きれいに剥がれた場合は下から新しい爪が生えてきているので、自然に元に戻っていきます。
ところが剥がれそうで剥がれず、爪の上でパカパカして浮いている期間が長いと、爪の成長が妨害されて徐々に盛り上がり、層のような見た目になります。そのまま放って置くと、自分で切るのが難しいぐらいの厚さになることもあります。
お風呂上りか、フットバスで爪を柔らかくして、少しずつカットするか、やすりで皮膚が傷つかないように気をつけながら薄くすることもできます(心配な場合はドクター、専門家に相談してください)。
大切なのは爪のトラブルを未然に防ぐことです。
爪の長さは指より伸ばし過ぎないようにし、スクエアに整えましょう。白い部分を全部切り落として丸い爪に切ると、皮膚の中に爪が埋もれて食い込んで痛みが出ることもあります。伸びた部分の爪は乾燥して硬くなって巻いてきたり、割れたりするので、適切なカットを行いましょう。
靴も足のサイズに合っていないと、同様にトラブルの原因になります。当たって痛いからと大きすぎる靴や、紐などを緩めて履いていませんか? 実は、これが一番良くない靴の履き方なのです。
靴は、足の形やサイズごとの木型に合わせて設計されています。サイズを大きめにすると、かかとや、横アーチの場所が、設計された場所とずれてしまうので、前に滑ってしまい指が圧迫されます。
ご自分の足に合ったサイズの靴をきちんと履くことを習慣にして爪を守りましょう!