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ハワイ州と非営利団体が「乳幼児行動健康統合計画」発足

ハワイ州と非営利団体が「乳幼児行動健康統合計画」発足

ハワイ州と複数の非営利団体は現在、乳幼児のメンタルヘルスサービスを向上させるプログラムを開発していると、ハワイニュースナウが報じている。乳幼児行動健康統合計画(The Integrated Infant and Early Childhood Behavioral Health Plan )は、援助が必要な人々に満遍なくサービスが行き渡るよう、5歳以下の子どもを持つ家族を対象としたサービスプロバイダーへのアクセスを改善しているという。

ハワイコミュニティ財団CEOのミカ・ケイン氏は「社会的、経済的な環境に関係なく、すべての子ども達が将来成功するための公正なスタート地点にいるべきだ」と述べた。同プログラムのパートナーには、ハワイコミュニティ財団を始め、ハワイ州保健省、ハワイ幼児精神保健協会、幼児行動戦略ネットワークが含まれている。このプログラムはメンタルヘルス啓発月間である今月からスタートした。

専門家は「経済的に困難な環境は親にストレスを与えるだけでなく、幼い子供たちも感情的な犠牲を払う」と述べている。昨年から続くパンデミックは、特に若い親と幼い子どもで構成された家族に不安定さをもたらしているという。ハワイコミュニティ財団プログラム・ディレクターのジャスティーナ・アセベドクロス氏は「睡眠や食事が満たされていない、または言語療法が必要な乳幼児は通常、小児科医に連れていかれる。このプログラムは、援助が必要な医師や家族のためにのメンタルヘルス・コンサルタントやサービス・プロバイダーのネットワークを提供する」と話した。また、ハワイ幼児精神保健協会理事のエリン・ヘンダーソン・ラセルド氏は「パンデミックは社会が抱える問題や不平等さを浮き彫りにした」と述べた。

(日刊サン 2021.05.17)

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