26日午後5時15分頃、ファリントン・ハイウェイのセントジョンズ・ロード近隣を走っていたThe Busルート40の車内で17歳の少女に対する性的嫌がらせが発生し、41歳のジョナリー・ポパが容疑者として逮捕された。当時、少女はワイアナエにある友人の家に行く途中だったという。

警察から報告を受けた少女の父親によると、バスの後部座席で寝ていたポパが突然、少女の座席付近に移動し、斜め上から顔を近づけた。ポパはその後約10秒間、脚の付け根部分を少女の脚にこすりつけたという。車内カメラの映像で事態に気づいた運転手がバスを止め、ポパをバスから強制的に降ろした。通報を受けた警察は約1時間後、バスを降ろされた地点から3.2キロ先でポパを逮捕した。ポパは性的暴行で過去４回起訴されている。オアフ・トランジット・サービスのカスタマーサービス担当のマイケル・ケネディ氏は「今回の事件で、The Busの運転手は被害者の少女だけでなく、他の乗客の安全も確保するため迅速に行動した。我々は現在、ホノルル警察の捜査に全面的に協力しており、できる限りの情報提供をしている」と述べた。

少女の父親によると、少女はこの事件でショックを受け、現在カウンセリングを受けているという。ジョナリー・ポパの保釈金は500ドルに設定された。ステータス・ヒアリングは29日に予定されている。