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アフリカでエボラ出血熱の感染確認

アフリカでエボラ出血熱の感染確認

アフリカ大陸にあるギニア共和国とコンゴ共和国において、エボラ出血熱の感染が起こり、17人の感染者が確認された。

これを受けて、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)では両国からアメリカへ入国する旅行者に対して連絡先などの情報を提出するように求めているとフォックス・ニュースが伝えている。

ギニアとコンゴからのフライトは、アメリカにおいて最高レベルの感染対策機材が設置されている6カ所の空港に限定されており、旅行者数もかなり少ないことがわかっている。

もし必要な場合には連絡を取って隔離の可能性もあるために、両国からアメリカに入国する旅行者は全員連絡先などを航空会社に提出し、その情報はCDCへ送られることになっている。

ギニアかコンゴに過去21日間に滞在したことがある人が対象となる。

指定された6カ所の空港は、ニューヨーク、ニューワーク、アトランタ、シカゴ、ロサンジェルス、ワシントンDCである。

CDCによると、エボラ出血熱はエボラウィルスによる感染症で、ウィルスによっての致死率が80%とも言われている。

体液や血液に接触することによって感染が非常に早く広がるが、感染者との濃厚接触がなければ感染の危険はほとんどない。

ギニアでは2016年に感染が拡大して11,000以上の人が死亡している。

CDCはアメリカでエボラ出血熱の感染が広がる可能性は非常に低いとしている。

写真:II.studio / Shutterstock.com

(日刊サン 2021.03.04)

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