貼るマスクで美容サロンも快適に
コロナ渦で、いまや世界中がマスク姿で埋まっています。マスクの生地がどうとか、ダブルで装着するとウイルスは入ってこないとか。一方、マスクの紐で皮膚や耳たぶが痛くなる、美容院や散髪屋では取らなくてはいけないので不安だ、などの様々な反応がある中、「紐のないマスク」が開発販売され始めました。紐なしのマスクは既に種々ありますが、今回の「顔に貼るシールマスク」として発売されたものが、なんと大好評なのだそうです!
このマスクは美容サロン向けの商品で、アゴとホホの3か所に、医療用の両面シールテープがついており、顔に直接貼り付けることで固定するようになっています。もともと、美容院では美容師との距離が近くなるので、コロナ感染予防のため、マスクをつけたままで美容作業を受けたいのだけど、シャンプーで耳にかけた紐が濡れたり、カット中にはハサミが引っかかってしまったりと邪魔になるのです。それで、考え出したそうなのですが、仕組みは簡単です。3層構造のフィルターで、細菌、花粉、ウイルス飛沫などを99%、カットできるそうです。
顔とマスクの間の隙間に、前髪カット時に髪の毛が入るので、出来るだけ隙間のないように、シールの位置を定めています。また、髪の毛が入ってしまった場合には顎のシールテープを一旦外して払い落とし、再度貼り直せば良いのです。顎シールを外すことで、マスクをつけたまま飲み物を飲むこともできます。
このシールテープは着け外しが簡単にでき、粘着力もかなり保たれるようです。
サロンに来店した客にこちらのマスクに付け替えてもらうために配布するそうで、今や、コロナ対策サロンとして大好評なのです。サイズは2種類、男女ともに使用可能で、髭の濃い男性でも頬部分のシールとノーズフィッターの機能だけでも外れることはないそうです。
今後ウィズコロナ、アフターコロナにおける美容サロンの生存戦略として、販売の促進と拡大を目指しているようです。ちなみに、50枚入りで1650円だそうです。
(詳細は、こちら)
備考:(株)ビューティガレージは業界トップの美容サロン向け製品の開発販売会社。本製品は発売5日間で15万以上の注文が来たそうです。
No.283
となりのおじさん
在米35年。生活に密着した科学技術の最新応用に興味を持つ。コラムへのコメントは、 [email protected]まで
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