遺産は犬にあげます
テネシー州に住むビル・ドリスさんは昨年84歳で亡くなり、後に残されたのは8歳になるボーダーコリーのルルだ。
ビルさんは遺書を残していたが、その内容に多くの人が驚いたとフォックス・ニュースが伝えている。
友人であるマーサ・バートンさんはビルさんが亡くなる前の数年間、ビルさんが頻繁に旅行に出かけて留守をしていたときにルルの面倒を見ていた人だ。
遺書によると、ビルさんの遺産500万ドル(およそ5億3,000万円)は信託ファンドに移され、ルルの面倒を見てくれることを条件にマーサさんに毎月相当額のお金が信託ファンドの管理者から支払われることになっていたのだ。
8歳の犬の面倒を見るために5億円以上かかるとは思えないが、マーサさんは本当に驚いたという。
テレビ局のインタビューでマーサさんは「なんと言ったらいいのかわからないけれど、ビルは本当に犬を愛していたんだと思うわ。ルルは本当にいい子なの」と答えている。
そのインタビューの間、億万長者のルルはマーサさんの隣で幸せそうに寝そべってる様子が写っている。
(日刊サン 2021.02.12)
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