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悩ましいランニング後に起こる爪のトラブル
悩ましいランニング後に起こる爪のトラブル
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、「あの痛みの原因」を知ってもらったら少し楽になるよとお伝えしたくて書いています。
ハワイも最近寒くて凍えそうですよね。そんな気候の中、皆さん風邪も引かずに頑張って健康管理しておられます。適度な運動は必要ですが、爪は大丈夫ですか? もし、内出血している爪があったり、二枚爪になっていたり、割れていたりする場合は、注意が必要してください。
ランニング後に起こる、爪の黒くなっている状態を爪下血腫(そうかけっしゅ)と呼びます。爪が圧迫され続けると起こることがあり、ひどい場合は何週間か経つと爪が剥がれたりします。新しく爪が生えてくるのですが、またランニングをして同じように繰り返し何度も剥がれていくと、爪が変形してしまったり、元のように伸びなくなったりするため、注意が必要です。
何故、ランニング後に「爪下血腫」起こるのか?
一番の原因は、靴のサイズが合っていないことです。もちろん、靴を選ぶ時は、ピッタリなのに「何故?」と思われるでしょう。靴は、履いていくうちに幅も高さも緩くなったり、インソールが沈んだりして大きくなっていきます。それらは足に馴染むという感覚になります。
しかし、走っている時の靴の中の足は地面をつかもうとしますし、長距離を走ると指が痛くなり、無意識のうちに指を反らせて走ったりしています。その時に指先に必要なスペースが無い靴だと、走っている間ずっと圧がかかったままになります。親指以外にも人差し指などの爪も、内出血とまでいかなくても割れたり、分厚く変形してきたりします。
このような状態を未然に防ぐ方法は、靴のサイズ選びと履き方がとても重要になってきます。
「特に一番大切なのは」紐もしっかり結び直すことです。足指が動かせるような遊びがあるサイズを選んでいますか?もし、走る前から指が当たっていたら、走りだすとさらに当たるようになってしまいますよ。
女性の方なら、やっぱり内出血していたり、割れた爪を隠したりしたいでしょう。最近は、とても優秀なジェルネイルをつければ、爪のガタガタもつるっと仕上げたり、黒くなった爪も見えなく可愛い色に仕上げることが出来ます。
ですが注意もあります! 今生え変わろうとしている爪の上に異物をつけると、隙間にゴミが溜まって菌が増殖したりしても見えません。ジェルを取ったら緑色になっていた、とならないように清潔な爪を心がけてくださいね。