動物虐待で53匹の犬を保護
ハワイ島で状況を心配した近隣住人からの通報がきっかけとなり、警察が介入して動物虐待の捜査が行われ、53匹の犬が飼い主から引き離されて保護されるという事件が起こったとKHONが伝えている。
53匹の犬は、動物保護団体であるハワイ・レインボー・レンジャーズに引き取られている。
警察によると保護された53匹のうち46匹の犬が栄養不足であったり、怪我をしていたり、特別なケアが必要な状態だという。
動物虐待の容疑で逮捕されたのは61歳のアルフレッド・カババッグで、犬達を助けるために50匹以上の犬を自宅敷地内に飼っていたというが、犬達の健康状態がよくないことから、獣医による健康診断の結果が動物虐待の証拠となる可能性がある。
男性は捜査継続中ということで釈放されており、検察は獣医からの報告書を待って今後の方針を決定することにしているという。
犬達の保護をしたハワイ・レインボー・レンジャーズでは53匹という大勢の犬を同時にシェルターで保護することになったため、この事件とは関係のないすでに保護されていた動物達を一時的に預かってくれる家庭を探している。
ハワイ・レインボー・レンジャーズの保護動物の引き取りや募金についての詳細はこちらから。
(日刊サン 2021.2.9)
シェアする