リモートワークならここでどうぞ
新型コロナウィルス感染が拡大して、在宅で仕事をするいわゆるリモートワークを推進する会社が多くなった今、インターネットアクセスさえあれば世界中どこにいても仕事ができる環境になった。
カリブ海にあるモントセラトという島は英国の海外領土の一つだが、最近リモートワークをする人専用のビザを発行すると発表したとフォックスニュースが伝えている。
「リモートワーカー・スタンプ」と呼ばれる観光ビザを取得すると12カ月間モントセラトに滞在することできる。
モントセラトに滞在している間に島内での仕事をすることはできないが、リモートワークをして島外での経済活動をすることが許可されるというものだ。
「新型コロナ感染拡大は、私たちがどのように生活しどのように働くかという規制観念を大きく変えました。実際に世界中のどこにいても仕事ができるようになったのです」とモントセラトの副首相であるサムエル・ジョセフ氏が述べている。
「在宅で働く能力のある人が世界中にいて、しかも大都市圏内に住んでいる人々がいるのです。それならそういう人々にモントセラトに来て働きませんかということです」
12カ月の観光ビザの申請費用は単身者では500ドル、3人までの家族を同行する場合には750ドルかかり、4人以上の家族に対しては1人250ドルが追加される。
申請から7営業日で取得できるという対応のはやさも良いし、公用語は英語だ。
しかもモントセラトでの所得税は払わなくで済むそうだし、カリブ海の小さな島で1年暮らすのも悪くないかも。
(日刊サン 2021.02.04)
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