動ける身体を保ちましょう
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、「あの痛みの原因」を知ってもらったら少し楽になるよとお伝えしたくて書いています。
ハワイも、涼しいを通り越して寒い季節になりました。急な温度の変化で体調を崩したりしていませんか? 十分に健康に気をつけて頑張りましょう。
コロナが終息したら、旅行に行って思いっきり美味しいものを食べたり、ショッピングしたり、家族に会いに行ったりしようと計画しているのは私だけではないはずですよね。
いつになったら、安心して出かけられるのか見通しもつかない状況の中、読者の皆様の健康で2つ心配なことがあります。一つは不要不急の外出をなるべくしないで、家族とも会ってない、ほとんど誰とも話していない、など社会に触れる機会を失っておられる方が多くなり、元気のない方を目にすることが増えました。ちょっと心配です。もちろん私も、ふとした瞬間に落ち込む時もありますが、悩んでも仕方がないですし、何とか心を落ち着かせて、普通に過ごすようにしています。
二つ目は「足が痛い」「足首が腫れている」「夜中に足がつる」といった身体の異変です。ほとんどの腰痛も、ヒザ痛も、くるぶしの腫れも病気じゃありません。「運動不足」です。この運動不足を解消するのは、小さな積み重ねが大切です
すぐに出来る! 改善策リスト
●テレビや映画を見ていても一時間に一回はトイレや、お茶を入れに台所に行くなど、立つようにする。
●座りっぱなしになっている時は、時々足指をグーパーしたり、足首をぐるぐる動かしてみる。
●靴を見直す。前滑りしない、指が動かせる適度なゆとりがある。
●紐靴を履くときは紐を結び直すと、地面を蹴って歩けるので代謝も上がる。
●靴の踵を踏んでいると、上手く歩けないので踏まないようにする。
●爪を切る。ただし、深爪は巻き爪の原因になるので、四角に切って角にやすりをかける。
●伸ばし過ぎた爪や、痛みを我慢していると足の指に力を入れないで歩くようになってしまい、ふらつく可能性があるので、気をつける。
●外反母趾の方が草履を履くと、さらに指が広がる開張足の原因になるので、おすすめしません。
●家の中で、足音がパタパタいう脱げそうなスリッパは履かない。
出来そうなことはありましたか? 短時間の外出でも、きちんと靴を履くだけで、良い運動になります。足のむくみが気になる方々が快適に過ごせますように。