ハワイ桜まつり バーチャルで始まる
今年で69回目を迎えるハワイ桜まつり(ハワイ・チェリー・ブロッサム・フェスティバル)が、ミス・桜まつりの最終候補者の発表とともに正式に始まったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
今年の桜まつりのテーマはKIBOU(希望)だ。
11名のミス・桜まつりの最終候補者が選ばれて、すでに日本文化や自己啓発のクラスを受講し始めている。
その内容は、和太鼓、茶道、日本のビジネス作法や、公衆を前にしたスピーチのクラスなどだが、昨年までは対面で受けていた講習も今年は新型コロナウィルス感染対策としてバーチャルで行われているという。
リリアン・ヤジマさんは長い間ボランティアで講師を務めていて、毎年ヤジマさんの自宅に最終候補者の女性たちが集まり、折り紙や饅頭の作り方を教えてきたが、今年のリモート講習は新しい経験だったという。
「思ったより簡単でした。参加女性たちが私の周りにいるつもりになって、いつも通りにやっただけです。彼女たちがどうやっているかを詳細に見ることはできませんが、質問があれば答えられるし、自分の家で彼女たちがやっているのをリモートで見ていました」
もし行政府が承認してくれたなら、ミス・桜まつりの候補者たちはハワイ州内の公の場の行事や地域のイベントなどに参加することになっている。
そしてミス・桜まつりの最終審査が行われ、今年のミス・桜まつりが選ばれるパーティは4月3日午後4時からシェラトン・ワイキキで行われる予定だ。
(日刊サン 2021.1.25)
シェアする