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アロマのある生活

精油を使おう2021 続編

精油を使おう2021 続編

 みなさんこんにちは! コロナウイルスのワクチンを接種した方はいらっしゃいますか。うちは、主人が病院勤務のために早速ワクチン接種をしました。どんなワクチンでもそうですが賛否両論あって、受けたい人と受けたくない人とそれぞれですよね。どちらにしても言えるのは、常に免疫力が高い状態であれば、確率として病気にもなりにくいということではないかと思います。

 さて、前回は精油をご自宅で活用するために、私が自宅で普段から使っているもの、常備しているものを、参考までにご紹介させていただきました。実は、もっとあったんです!これらは、毎日頻繁に使うものではありませんが、常備しておきたい物たちです。毎日使うのは、やっぱりお掃除系のものが多いですが、常備といえば、これはいざという時のために備えておきたいものでもあります。こちらもご紹介させていただきますね。

 いざと言うときと言うと、薬箱を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ちょうど去年の年末近くに、友人が「ハワイで何にでも効く万能薬みたいなのって何だろう? オロナインみたいなやつないのかな? 傷とか火傷に使えるようなやつ…」と言っていました。早速、私は我が家に常備している軟膏を作って友人に渡しました。子供がいれば、擦り傷やかすり傷なんか日常茶飯事のこと。家事をしていれば、小さな火傷くらいはしょっちゅうあって処置もしないほど。と、言うことはありませんか? こんな時は、ワセリン軟膏が活躍します。市販のワセリンに、消毒効果のあるティートゥリーと、鎮静効果、皮膚細胞を再生させる効果のあるラベンダーを混ぜるだけのものです。傷や火傷は範囲が狭いので、濃度はある程度15%~30%くらいまで高くしても構いません。患部が広範囲の場合は、もちろんすぐに医師に相談しましょう。これはちょっとした湿疹の沈静にも、虫刺されにも使えます。まさに、万能軟膏と言っても良いのではないかと思います。

 いつもは旅行の時にだけ作っていた抗ウィルススプレーと軟膏。これは、去年からは自宅に常備しているものになりました。スプレーに関しては、常に持ち歩いています。精油のブレンドはどちらも同じ。抗ウィルス作用のあるティートゥリーや、ユーカリ、ラヴィンツァラ。呼吸器の働きを助けるフランキンセンス。不安な気持ちを和らげる、抗うつ作用のあるスイートオレンジもブレンドしています。軟膏は人が多そうな場所に出かける前に、直接綿棒で鼻腔に塗布します。ウィルスは口から吸い込むだけでなく、粘膜の薄い鼻腔から侵入することがとても多いのです。この二つは、今では必須アイテムとなっています。 

 虫除けスプレーは、ハワイでの生活では使う頻度は季節によって異なりますが、一年中必要かもしれません。常に家と車の中にあります。前回もお話ししましたが、もしご自宅で使っていない精油があったら、ぜひ活用してくださいね。開封後、何年も経ってしまったものでも、ディフューザーなどでの使用でしたら問題ありませんので、芳香浴のみにご利用ください。

アロマのある生活 No.147

山中麻瑠 Maru Yamanaka

1999年に渡豪、IFA認定アロマセラピストとなる。オーストラリア某有名デイスパ、日本で医療現場、ホテルスパ、等で経験を積み、アロマセラピスト育成講師も務める。2005年ハワイに渡り、2008年より11年間アロマアットホームのオーナーを務める。現在、アロマセラピーを広める活動中。2014年からアロマセラピーワークショップ開催。

インスタグラム:@marukimoto_808aroma

FBページ:MY Essence Hawaii

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