2018年1月13日午前8時過ぎにハワイ州の住人の携帯電話には、弾道ミサイルがハワイに向けて発射されたという緊急メッセージが送られた。

そのメッセージには「即刻避難場所を探してください。これは訓練ではありません」と書かれていた。

それから38分間、住民はパニック状態に陥った。

この38分というのは、州がミサイルは発射されたというのは誤報だったと住民にメッセージが送るのに要した時間である。

その間、雨水排水管の中に避難した人もいれば、クローゼットの中に隠れた人すらいる。

アメリカ本土にいる家族に涙ながらに別れを告げた人もいる。

あれから3年経って、ハワイ・ニュース・ナウが「これは訓練ではありません」というタイトルの新しいドキュメンタリーを制作した。

3年前のあの日にどのような気持ちでどのような行動をしたのかを振り返るものだ。

このドキュメンタリーはハワイ・ニュース・ナウのウェブサイト、あるいはアップルTV、ロク、アマゾン・ファイアなのストリーミングで見ることができる。