レストランカード 使用期限迫る
新型コロナウィルスの感染拡大により仕事を失った人々の救済策として、500ドルのレストランカードが支給されたのは10月だ。
ハワイ州のレストランやベーカリー、ケータリングのお店で利用できる。
ハワイ州の失業者およそ15万人に配布され、総額7,400万ドルの財源は連邦政府からのコロナ救済基金だが、まだ5,200万ドル分しかカードが利用されていないとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
残った2,200万ドルがまだカードの未使用分として残っているのだ。
このカードは12月15日午後11時59分が使用期限として設定されており、それまでに使われなかったら無効となってしまう。
もしこのカードを持っていてまだ500ドル全額を使用していない人々は、無駄にならないようにすぐに使ってほしいとハワイ・レストラン協会では人々に注意を呼びかけている。
このカードのおかげで、新型コロナで大きな打撃を受けたレストラン業界は一息つくことができたという。
レストラン業界を支えるためにも、カードを持っている人は使い残すことなく、レストランで使用してほしいと訴えている。
写真:hawaiirestaurantcard.com
(日刊サン 2020.12.11)
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