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誰も教えてくれなかったフットケア 痛みのない足を目指して!

踵(かかと)のガサガサが気になる季節

踵(かかと)のガサガサが気になる季節

 このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、「あの痛みの原因」を知ってもらったら少し楽になるよと伝えたくて書いています。

 

 ハワイも、涼しいというより、風が吹いたら「寒い」季節になってきましたね。季節の変わり目は体調を崩しやすいですので、夜、寝る時には普段より暖かい格好でお休みくださいね。

 

 今回のテーマは足のお悩みナンバー1の「角質」についてです。「角質」がついてしまう原因、対処法と、ケア方法についてお話していきますね。

 何故「角質」がついてしまうのでしょうか? 裸足生活だからなのでしょうか?! 最近特に踵の角質が、ガサガサしてひび割れている方のご相談が増えてきました。踵の角質は、乾燥や歩き方も原因の一つですが、血液循環が悪くなってきているサインでもあります。

 このところ世界中で不要な外出や、建物の中の人数制限などで、移動が少なくなり、ジムに行っていた方でも休止されたり、運動不足が原因になっているようです。

 

 踵は骨盤膣内の反射区で、かかとの異変はおなかが冷えやすくなっていたり、血流の悪さの表れです。「だるくてやる気が出ない」の原因も踵のガサガサと同じかもしれませんよ。

 では、血液循環を良くするのに一番良い方法は何かというと、サイズの合う靴を履いてウォーキングなどの運動をすることです。歩くことで使う筋肉で、ふくらはぎにある足のポンプが動き、下がって溜まった老廃物と一緒に血液を上に戻してくれます。

 ここでのポイントは、サイズの合う靴です。サイズの合う靴は、踵が靴の中でグラグラしないので肌荒れを起こしにくく、さらに歩く事でできる、踵と靴下との摩擦は、ツルツル踵への近道です。いらない角質を自然に剥してくれます。

 

 基本的には、角質ケアは余分な角質を除去し、角質内の雑菌繁殖の予防につながるのでプロに任せた方が良いのですが、自分で行う角質ケアの手順と注意点は次の通りです

 

•入浴や、フットバスで足を清潔にし、皮膚が少し温まっている時に行います

•足の水気をよく拭き取ります(削り過ぎを防止)

•足専用のやすりを湿らせてから、触って硬くなっている角質だけ優しくこする

•やすりが乾燥してきたら、少し濡らし、角質が滑らかになったらやめる

•最後の仕上げは足専用のクリームを塗る

 

※くれぐれも、力を入れて削らない、やり過ぎないように注意してください。角質ケアは、2~4週間に一回行い、クリームや足のマッサージは毎日行うと効果的ですよ。

誰も教えてくれなかったフットケア 痛みのない足を目指して!No.67

トラブルフット専門家 比嘉 由希子

自身の足のトラブルがきっかけで巻き爪や外反母趾などのメカニズムに興味を持ち、歴史の長いドイツ式フスフレーゲのライセンスを習得。原因から改善策までの提案を行っています。現在ハワイではマッサージセラピスト、ネイリストの技術を駆使し、多くの爪や足の悩みに向き合う日々です。

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