ホリデーシーズンに先立ち食料寄付募る
カリヒにある非営利団体スサンナ・ウェスリー・コミュニティ・センターではサンクスギビングに届ける食材が不足しているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
カリヒ地区はオアフ島で最も新型コロナウィルス感染者の割合が多いところで、感染が拡大してからセンターを利用する人々が増加している。
失業者数もハワイ州内のトップ10に入るほど多く、無料の食糧配布に頼る人々が増加しているという。
センターの代表であるジョニ・チュン氏によると、「いつもであれば毎月2,500ポンドの食料を配布しているが、新型コロナウィルス感染が始まってから毎月7,500ポンドと3倍に膨れ上がった」
感染前では毎月平均530人に無料の食料配布を行なってきたが、今では毎月2,300人だという。
これからサンクスギビングとクリスマスを控えて、配布する食料が不足してきているため、センターでは11月21日午前9時から午後1時まで緊急の食料寄付を募る活動をすることになった。
缶入りや箱入りの保存可能な食料をセンターまで持ってきてくれるよう一般の人々に訴えている。
受け取りはドライブスルー方式により非接触で行われる。
スサンナ・ウェスリー・コミュニティ・センターの住所はカリヒ・ストリート1117番地で駐車場で受け取りが行われる予定だ。
缶入り野菜、缶入りフルーツ、スパム、チリスープ、チキンヌードルスープ、米の寄付が特にありがたいという。
また、現金(小切手)の寄付も受け付けている。
詳細はこちらから。
(日刊サン 2020.11.20)
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