医療従事者に憩いの場を
クイーンズ・メディカル・センターは、医療従事者の休息の場を作ってあげて欲しいという名目で8万ドルの寄付を受け取ったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
新型コロナウィルス感染に対応するために長時間労働を余儀なくされている医療従事者に休息する場所を提供しようと寄付が寄せられたのだ。
ワードビレッジ、パシフィック・リソース・パートナーシップ、アロハケアなどが数千ドルの大口寄付をしている。
12月には建設が開始され、クイーンズで働く3500名の医療従事者が休息する場となる。
室内はリラックスできる落ち着いた雰囲気にデザインされ、屋外には静かな庭を作って、大きなストレスに直面している医療従事者の人びとが新鮮な空気の中で一息ついて、落ち着いた時間を過ごせるよう設計されているという。
クイーンズ・メディカル・センターで看護師をしているキャサリン・ミヤヒロ氏は「コミュニティの皆さんが、我々医療従事者のことを思ってくださって感謝している。患者の皆さんの治療のために、ここでは全員一丸となって強い気持ちで希望を持って働いている。みんなが協力すればコロナを克服することができると信じている」と述べた。
大口寄付をしたハワード・ヒュー社のダグ・ジョンストン氏は「医療従事者の人々は、地域の人々の健康と安全のために一生懸命に働いてくれている。そういう人々のために感謝の気持ちを表したい。医療従事者のためになる憩いの場を作ってクイーンズ・メディカル・センターをサポートできて光栄だ」と述べた。
(日刊サン 2020.9.29)
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